Kyashとは？
Kyashとは、チャージ式Visaカードのことであり、要はプリペイドカードのことです。
銀行口座やクレジットカードを紐付けてKyashの残高にチャージし決済する方式です。
Visa加盟店であれば、どこでも利用が可能です。
Kyashカードの種類
Kyashには３種類あります。
・Kyash Card（還元率最大１％のKyashカード）
・Kyash Card Lite（本人確認不要で誰でも簡単に申し込みが可能）
・Kyash Card Virtual（オンラインで使えるアプリで発行が可能
それぞれの違いは以下の通りです。
| 種類 | Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual |
|---|---|---|---|
| イメージ |  |  |  |
| Visaタッチ決済 | ◯ | × | × |
| ICチップ (4桁暗証番号) | ◯ | × | × |
| Apple Pay Google Pay | ◯ | ◯ | ◯ |
| 1回の決済上限 | 30万円 | 5万円(※) | 3万円(※) |
| 月々の決済上限 | 100万円 | 10万円(※) | 5万円(※) |
| ポイント還元率 (Kyashマネー) | 1％ | 0.5% | 0.5% |
| ポイント還元率 (Kyashバリュー) | 0.2％ | 0.2% | 0.2% |
| ポイント付与上限 | 1,200ポイント | 600ポイント | 600ポイント |
| 発行手数料／年会費 | 900円／無料 | 300円／無料 | 無料／無料 |
※本人確認済みの場合：１回上限は10万円、月々上限は１５万円まで引き上げ
・Kyash Cardは発行手数料がかかるものの、ポイント還元率が1％と高い。
・Kyashマネーは最大１％還元、Kyashバリューは一律０.2％還元
Kyashポイントの違いについて
Kyashのポイントには、「Kyashマネー」と「Kyashバリュー」の２種類があります。
これらのポイントはKyashへのチャージする方法によってどちらが貯まるか決まってきます。
基本的にチャージ方法は「銀行口座」もしくは「クレジットカード」がメインになるかと思います。
ただし、クレジットカードはVisaのみ利用可能です。
Kyash残高へのチャージ方法
「Kyashマネーが貯まる銀行口座からのチャージ」と「Kyashバリューが貯まるクレジットカードにからのチャージ」ポイントの獲得状況はどう変わってくるかを見てみましょう。
クレジットカードによる残高チャージがおすすめ
「Kyashマネーが貯まる銀行口座からのチャージ」では、ポイント還元率が1.0％であり、
「Kyashバリューが貯まるクレジットカードにからのチャージ」では、ポイント還元率が0.2%となります。
一見、銀行口座の方がお得と思えるんですが、このポイント還元率の差だけで判断してはいけません。
クレジットカードによるチャージというのは、
クレジットカードの持つ基本還元率にもポイントが貯まることになります。
要は「ポイント二重取り」というわけですね。
このクレジットカードの持つ基本還元率が高いほど、ポイントの還元率が上がるというわけです。
「残高」もしくは「指定日」で自動入金
Kyashには、自動入金機能が２つあります。
【残高に応じた自動入金】
残高がいくらになったらいくら入金するかを指定できる
【指定日自動入金】
何日にいくら入金するかを指定できる
それぞれ入金方法に最低金額が設定されているので注意しましょう。
「いまスグ入金」機能について
Kyashには「いまスグ入金」という機能があります。
必要な金額をすぐに入金し、お支払いは翌月末にできる、あと払いタイプの入金方法です。
| 申し込み金額 | 手数料 |
|---|---|
| 3,000〜10,000円 | 500円 |
| 11,000〜20,000円 | 800円 |
| 21,000〜30,000円 | 1,150円 |
| 31,000〜40,000円 | 1,500円 |
| 41,000〜50,000円 | 1,800円 |
こちらの機能は、わかりやすく言うと「借金」です。
3,000円から借りることができるのですが、その場合500円の手数料が取られます。
翌月末には、3,500円として返す必要があります。
利息16.66％ですから驚異的な数字です。
余程の理由がない限り使わないようにしましょう。
Kyashへのチャージは「リクルートカード」がおすすめ
高還元率のクレジットカードといえば、「リクルートカード」です。
発行手数料や年会費が無料な上に、基本還元率がなんと１.２％もあります。
リクルートカードからのチャージでチャージ額１.２％分のリクルートポイントを獲得。
チャージされたKyashで決済すると、０.２％のKyashポイントを獲得。
つまり、１.４％の高還元を実現することができます。
ｄ払いと紐付けてポイント四重取りに
クレジットカードによるチャージでお得という話をこれまでしてきました。
ここからは、ポイントを三重取りや四重取りと、さらに多く獲得する方法を紹介します。
Kyash経由のスマホ決済でさらにお得
Kyashは商品購入の際にポイントを獲得できるのですが、スマホ決済へのチャージでもポイントを獲得できます。
つまり、Kyashで商品を購入するよりも、ポイント獲得が備わったスマホ決済を用いることで、より多くのポイントが獲得できるというわけです。
スマホ決済はｄ払いがおすすめの理由
スマホ決済では「ｄ払い」がおすすめです。
こちらの図を見てください。
① リクルートカードからKyashにチャージで１.２％（リクルートポイント）
② Kyashからｄ払いで０.２％（Kyashバリュー）
③ｄ払いで０.５％（ｄポイント）
④ｄポイントカード提示で１.０％（ｄポイント）
こちらの手順で進めると、ｄポイント加盟店であれば最大２.９％の還元を受けることができます。
リクルートカードは、ｄポイントもしくはPontaポイントに変換できます。
楽天ペイとポイント還元率を比較
スマホ決済で最も利用店舗が多い楽天ペイのポイント還元率は、次の通りです。
楽天ペイへのチャージは、残高チャージとカードリンク（使った分引かれる）があります。
楽天ペイで最も還元率が良いのは、楽天カードで楽天ペイにチャージした場合です。
トータル還元率は１.５％となります。
楽天ポイントが使えるお店であれば、決済時楽天ポイントを提示して最大２.５％の還元が受けられます。
Kyashといえば共有口座
Kyashには最大で100人で共有可能な共有口座というものがあります。
共有口座の使い方
Kyashの共有口座は、開設・入金・振替など全て無料で利用することができます。
また、誰がいつ使ったのかをリアルタイムに履歴を反映できます。
そのため、レシートなどで履歴を追う必要がありません。
また、共有口座から直接支払いが可能であるため、財布不要かつATMでの引出しの手間や手数料も不要となります。
コミュニティで使える「請求機能」
コミュニティで利用する際に使える機能として、「請求」という機能があります。
この請求という機能は、複数人で飲み会を実施した場合などに、Kyashで精算を行うことができます。
「みんなに請求」というボタンがあるので、友達の一覧から対象の人を選択し、指定の金額を請求することができます。
請求が来た人は現金を取り出すことなく、指定の金額を送金するだけです。
Kyashまとめ
Kyashはポイント還元率を最大化したい場合に、利用することをおすすめします。
少しでも多くのポイントを獲得したい方は、銀行口座からのチャージではなく、クレジットカードからのチャージを選択しましょう。
また、選ぶクレジットカードの還元率の目安は、１.０％以上としましょう。
私のおすすめはリクルートカードです。
リクルートカードはｄポイントに変換が可能であり、Kyashをｄ払いのチャージに利用すれば、ここでもｄポイントを獲得できます。
リクルートカードはｄ払いとの相性が抜群なので、ぜひ活用してみてください。
